ちょっと前のわたしたち

【No.358】4月8日 Taka * 【No.359】4月21日 Meche
【No.360】4月29日 Maki

No.360

4月29日 Maki(横浜)

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♪わが日の本は島国よ
朝日輝よう海に
連なりそば立つ島々なれば
あらゆる国より舟こそ通え

  されば港の数多かれど
この横浜に勝るあらめや
昔思えば苫屋の煙
ちらりほらりと立てりしところ

  今は百舟百千舟(ももぶね・ももちぶね)
泊まるところぞ見よや
果てなく栄えて行くらん御代を
飾る宝も入り来る港
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この歌、みなさん何だか知っていますか?
1909年(明治42年)から横浜市民に歌い継がれてきた、横浜市歌です。
なんと作詞はかの有名な森鴎外。

Maki(横浜)としているとおり、私は生まれも育ちも現在住んでいるのも横浜。
スペインに滞在していた時期以外はウン10年、ずーっと横浜。
ハイ、横浜を愛する根っからの“ハマッ子”です。
この横浜市歌も、子供の頃から全部そらで歌えます。(笑)

そんな我が町、横浜ではいよいよこの28日から一大イベントがスタート!
みなさん何だか知ってますか?
それは・・・

「開国博」です!

そう、今は昔の江戸末期の安政の時代。
浦賀への黒船来航をきっかけに、上記の歌のようにさびれた漁村だった横浜の港が開かれて日本が開国したのが1859年。
以後、日本の近代文明開花の中心的役割を担ってきた横浜は、今では異国情緒の港町、そして未来都市ヨコハマとして世界的に有名になりました。
開港以来、半世紀ごとに式典を行ってきたそうですが、この開港・開国から記念すべき150周年を迎える今年2009年は、街をあげて大規模な博覧会「開国博Y150」が開催されるのです!

横浜港やみなとみらい地区のあるベイサイドエリアだけでなく、異国情緒あふれる山手地区や中華街などのあるマザーポートエリア、私の実家にも近い郊外の緑あふれるヒルサイドエリアなど、市内の各地で記念イベントが開催されます。

すでにメインの会場エリアでは様々な施設やアトラクションがお目見えしています。
内容は未来にちなむもの、歴史にちなむもの、世界の文化にちなむものとさまざま。
一番話題になっているのが、フランスからやってきた世界的スペクタクルアート劇団「La Machine」の巨大なクモロボット。
(できればクモでなく、もっと可愛らしい生き物のほうがよかったけど・・・)
ほかにも横浜港の夜空に浮かぶ青い地球「アース・バルーン」や、過去から現在、未来への絆を描いたオリジナルSFファンタジー映画「BATON」の上映、開港時代の横浜にタイムトリップするかのような各種イベント、世界各国の物産展などなど・・・。
見てみたいものがたくさん!

まあ会期は4/28から9/27と長いので、地元民としてはのんびり計画を立てて、あちこちを回ってみようと思います。
ぜひぜひみなさんも足を運んでみてくださいね。

次回(?)はきっと50年後に、200周年のさらに盛大なイベントが行われることでしょう。
その頃はもう私はおばあちゃんになってますけど・・・。(笑)

No.359

4月21日 Meche(京都)

「うまくいくように」
そう言って母がくれた“金の馬が9頭装飾された水晶のブレスレット”。
ちょっと趣味が・・・なんて思いながらもつけていたら、なんだかいい感じです。

 宝くじは当たりまくりだし、モテてモテて毎日ウハウハです・・・なんてことは無いけど、仕事もプライベートもいいニュースが多く、そしてその日もとてもいい日でした。

 まず向かったのは、いろんな猫グッズが販売されているデパートの催事場。
お目当ての作家の絵葉書をゲットして会場を後にしようとしたら、シルバーの十字架(クロス)を発見! どこが猫なのかなって見てみると、クロスの先が猫の手つまり肉球になっていて、その上小さな王冠まであしらわれている猫好き泣かせの“肉球クロス”。

 ハンドメイドだけあって少し高かったけれど、可愛いっ!とくり返す私に、作家の彼は「昨日届いたばかりのイタリア製のチェーンなんですけど、たくさん褒めていただいたのでプレゼントします。 いっしょにこれも大切にしてくださいね」と鞄の奥から取り出し私のものになった“肉球クロス”につけてくれました。

 手首に“馬”、首には買ったばかりの“猫”をつけ 幸せオーラ満載で、続いてスペイン政府観光局主催のワークショップ&懇親会へ。

 今回初参加の私は、まずは 神のご加護を と世界遺産の大聖堂がある サンティアゴ デ コンポステーラへ。その後、気になる都市のブースをまわって最新情報と今後の連絡先を交換。

 仕事として充実したのはもちろんだけど、女性の担当者とはお喋りに花が咲いて「パンフレットに写ってる男の子は私の息子なの」とか「そうそう、あそこのパイが美味しいよね」なんて昔からの友達と話してるような時間もすごせました。

 懇親会でのワイン&ディナー、新しいスタイルのフラメンコの舞台も文句なしに素晴らしかったし、ラジオのリスナーの方が通訳をされているブースに偶然行って、頂いたスペイン土産のお礼を直接言うこともできたしで、すっかり幸せになった私は、もらった大量の資料で指に食い込むほど重くなった袋にめげることなく、家路につくことができました。

 というわけで、ラッキーアイテム“お馬ブレス”に、今回“肉球クロス”が仲間入り。 ダブルパワーで、今度こそ宝くじが当たりまくりのモテモテ・ウハウハかな(笑)♪

 

No.358

4月8日 Taka (東京)

ょっと前のこと。 うちのベランダの花を根こそぎ掘り返しては、あたりに土を撒き散らしていく憎きカラスがいた。 撃退法はないものかと試行錯誤したものの、敵が上手。例えば私がリビングでのんびりコーヒーを飲んでいたりすると、ガラス越しに電線にとまっているカラスが私を観察していたりする。 見て見ぬふりをしながらコーヒーを飲み続けていると、私に動く気配のないことを察知したのか、そのカラスは飛び立っていく。 まさか? と、忍び足でベランダを監視しに行ってみると…そのカラスがプランターの花を掘り起こすところだったり。

 くそー! 許せんッ! と、再びアレコレ対策を考えた末、室内で育てていたハバネロの木をベランダに置いてみた。 ハバネロとは皆さんご存知、中南米原産の世界一辛いといわれる激辛唐辛子。オレンジ色の実が20粒ばかりなっているそれを、うひひ、どーぞ食べてちょうだいな~と置いてから、部屋に戻って小1時間。 どうなったかなと見に行ってみると、見事にハバネロの実が1つ残らずなくなっていた。 ざまーみろっ!

 それから数日、ベランダ被害はない。 勝った!

 東京は桜の花が満開期を終え、今はあちらこちらで桜吹雪が舞っている。 そんななか昨日、友人と花見に行く途中で、いつも肌身離さず持っているデジタル一眼レフカメラを壊してしまった。 荷物が多かったのでバッグに仕舞っていたのだが、隣に入れていたサラダから大量のドレッシングがこぼれ出、そのなかに見事に水没していたのだ。 ショックー! 電源もつかず、あまりの悲しさに寝込んでしまおうかと悩んだくらいだった。

 最近の変化と言えば、もう1つ。 猫ちゃんを飼い始めた。 2月22日に我が家にやってきたんだけど、その日は2・2・2(ニャンニャンニャン)で猫の日だったそうだ。 生後2ヶ月のちっちゃなミケ猫ちゃんは、“華(ハナ)"と名づけられ、その可愛らしさに夫も私もデレデレだ。 今では随分と大きくなってきたけれど、ペットと共に生きるって素晴らしい~♪ やんちゃでお転婆なハナだけど、淋しがり屋でいっときも1匹でいたがらない。

 先日、実家の鹿児島に3泊4日で帰省した。 ハナも連れて帰ろうかとかペットホテルに預けようかなどと悩んだけれど、近所に住んでいる仕事の後輩が、留守の間、うちに泊まってくれた。 本当にありがたい申し出のおかげで安心して里帰りすることができた。 そして、私たちが不在の間、ハナは、寂しがることも人見知りすることもなく、後輩とベッドを共にし、起きている間は甘えてみたり、いたずらっ子の本領を発揮してみたりしていたそうだ。 嬉しいような、淋しいような。

 さて。 もうすぐGWがやってくる。私は少しはやい25日から9日間の休みに突入する。 でも、念願のスペイン旅行はまだ決まっていない。 この休みで行けなかったら6月20日に出発することにしている。 どちらにしても、初夏のスペイン旅行はもうすぐ。 ユーロが上がらないことを願いつつ、今度こそ不備のないようにして、楽しまなければ!!!

 

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