"夏休み"
残暑お見舞い申し上げます。
日本も暑いそうですが、スペインの南、アンダルシアも暑いです。 グラナダの市内では、ちょっと前まで、当たり前のように気温計は40℃を超えていました、、、 最近ちょっと、それでも涼しくなったのかな? 38℃とかって見ると、ちょっと安心したりして。(笑)
さて、一番のニュースは、、、そうですね。 実は“離婚"しました。
まあ、突然というわけでもなく、前からくすぶってはいたのですが、去年の実家の火事で結果、両親を亡くし、いろいろ考えるところ、踏ん切りをつけるところがありまして、こうなった次第です。
理由を言い出せばいろいろあり、旦那のせいにすることもできますが。(笑)
まあ、喧嘩両成敗という言葉があるように、両方に原因がある、が平和ですね。
一緒になるにも理由があり、離れるためにも「原因」それぞれの理由があるんじゃないでしょうか?
ただ、(笑)くっつくときは、盛り上がるものなんですよね。(笑) 自分がそうでしたから。。。
で、離れるときは、意外と難しいっていうのも学びましたね。
自分が離れたいときに、相手がそういう状況に無い、とか。 いろいろですね。
あーだ、こーだ、書きましたが、実は、私はすっきりしています。
そりゃ、"離婚"というなんか重い言葉に押され、めげそうにもなりましたが、全体的には、とてもすっきりです。
実は、世の中には、離婚できないで不幸?な人もいるんじゃないかな?とも思います。
わからないけど。。。。
勿論、描いていたものは一応崩れ去ったわけだし、普通に落ちこんで、普通に泣いたりもしました。 でも、ニュートラルにもどって、ゼロからのスタート。
人生80年としたら、折り返し地点のスタートと思えば「あと10年結婚していなくてよかったかもー!」とあとで思えるような人生をスタートしたいな、と思っています。
さて、この夏は久しぶりに"独身"?の夏を過ごしました。
すっきりしたとはいえ、また生活のペースを取り戻すのは大変です。
もともとペースがつかめなかった私は、結婚生活で無理矢理いろいろやっていたところもあったから。
ぼーーーっとしてもいたくないし。 だからといって、すごく遊ぶ気分でもないし。
たまには"普通"できないものかね?と自分に問いかけた結果。 丁度、そこに、翻訳の仕事が舞い込んできました。 8月だから勘弁してよ~~といつもならこの時期は逃げていたけど、小学生の頃みたいに、宿題みたいにしてもいいかな?と思い、長編の翻訳を8月の間、ずーっとやることにしました。
合間の週末には、ちょっとコンサートに行ったり、海に、プールに何度か。
とっても普通。(笑)
フラメンコのほうは、クラスがおやすみなので、さすがにスタジオを借りてばたばたやるほどの元気はなかったので普通に1ヶ月お休み。 1ヶ月のお休みは、実は命とり?ともいえますが、まあ無理しても人生はじまらない。。。ですね。(笑) もともと天才舞踊家じゃあるまいし、です。
芸術の秋。 また、母の1周忌も11月にあるし、また秋からやり直しですねー。 いろいろ。
夏休みに見たコンサートでよかったものを1つ書いておきましょう。
フラメンコのどちらかというと、コンテンポラリーな踊りを踊る、ベレン・マジャというグラナダ出身の舞踊家です。世界的な踊り手なので、日本でも名前をみる こともあると思います。
私の好みからすると、フラメンコは普通のものがすきで、コンテンポラリーは勉強になりますが、好みでないので、いつも楽しめないでコンサートが終わる場合が多いです。 でも、このベレンの場合は、新しい動きも、まったくしっかりしていて、体が出来ていて、動きにも意味があり、その動きには、っかりとしたフラメンコの軸、が見えます。 お父さんはやはり、世界的に有名な舞踊家、マリオ・マジャですし、お母さんも舞踊家です。
彼女の踊りは、昔のフラメンコも文化も、通りも、歌も全部わかっている踊りなのです。 解かってるからよいのか、彼女のセンスが良いのか、天才なのか、秀才なのか。 その辺りは、もうわかりません。(笑) でも、とっても良いのです。 かわいいし。(笑) この日のステージは、小さめの会場で、たっぷりベレンを楽しめました。 こんな小さな会場で彼女の踊りを見れる機会はそうないのではないかな? 途中、ハプニングで、彼女のブラウスの前のボタンがはじけ飛び、ベレンの胸チラが2度もありました。 女の私でも得した気分のかわいいベレン。(笑)
貴方の夏休みはどんなでした? では、また。