“願いは叶う”!!??
こんにちは。 日本でも今年の8月終わり頃“ゲリラ豪雨”っていうのがありましたが、こちら、スペインでも、局地的な豪雨の被害が相次いでいます。
特にアンダルシアでは普段から雨に慣れていないので、下水処理設備がちゃんと整っていない上に大量の雨が降るものですから、低い土地や村は沈没状態です。
流されたりして、命を奪われた方もいます。 御冥福をお祈りします。
さて、今日は“願いは叶う”ということについて最近考えているので書いてみます。
最近、実際、小さな願いが叶っています。
今の現状の自分を認め、分析し、感謝し、ポジティブに毎日進めることが基本です。
私は、比較的ポジティブなほうですが、さすがにこの1年の実家の事故やら、自分の離婚のことを認めることはできても感謝には至らない感じでした。
日本で五日市剛さんという方が「いつでも、または、どんな逆境の時にでも“ありがとう、ツイてる、感謝します”と言ってしまいましょう」ということを言っているそうでちょっとしたブームになってるようです。 普段、何か良いことがあったときはともかく、逆境のときにどうして感謝できる? 実家の事故はツイてないとしか思えない!と思ったりしたのですが、最近なんとなく、しっくりこの意見が自分とかみ合ってきたのを感じます。
つまり、言うだけではないのです。 もちろん、どうして事故が起こったのかな、とかって分析することや、事実を認めることは人生大事です。 でも、人生の失敗や事故も、必ず自分を成長させてくれるものと信じて認め、自分が五体満足であることや、いろいろなことに感謝して、次の日へつなげることなんじゃないかな?と思います。
そうすると、不思議と空元気ではない、元気が沸いてきます。少しでもいいのです、
1歩でも明日歩けると思うとすっきりします。
さて、これをふまえて“願いは叶う”に戻ります。 この願いっていうのは、自分の今生きている現実と現実離れしているものではいけないし、心がこもっていないといけないのです(と、五日市さんも言ってます。笑)
最近の私の小さな願いですが、叶った例です。 ほんとに小さい願いなのですが。(笑)
一つ目は、めんどーくさい、書類の片付けがありました。 最後までハンコが違うとか、再提出、とかいろいろありました。 私は、一生懸命やりました。 いままでだったら、“ちぇっ 面倒くさい”とか“お役所ってほんとうに嫌なやつばかり”とかって行き場の無い無駄な怒りをぶつけて、無駄なエネルギーを使っていたところを、もう、そういうのはやめてみました。 お役所の人だって好きでやってるわけでない、お給料もらうために、正しくやろうとしているだけ。 とか、いろいろその人のことも考えて、そういうのをやめたら、まず、ストレスがなくなるんですよね。
で、いろいろやったあと、提出したのですが、もう1ヶ月たっても音沙汰が無い。。。
あー困ったな。 これは、日本のことなので、また親戚のおねーさんにお願いしていろいろ動いてもらわないと駄目かなー。 また迷惑かけちゃうなーと思いながら、いろいろ考えて寝ました。
そうしたら、次の日!親戚のおねーさんから連絡があって、“あなたがいろいろ日本でやっていた書類がすべてOKだって連絡が今日葉書できてましたよ”だって!
「なーんだ」って思わないでください。 そんなもんなのですが、努力は必要ですし、一生懸命やったら、気持ちの良い状態でそれが叶うのです。
じゃあ、2つ目の私の願いが叶った例。(笑)
私は、ずーっと、サンティアゴ デ コンポステーラに行きたかったのです。
じゃあ、行けばいいじゃん。といわれてしまうかもしれないけど、“縁”があまりなかったんですね。 呼ばれてなかったというか。 そういうところには、昔からあまり行かないことにしてるんですが。 15年近くスペインに住んでいて、何度か親しい友人達が行くときは、自分が他のことで忙しかった。
そして、去年の実家の事故があってから、何故か、またサンティアゴのことを想っていたら、、、、。 グラナダで勉強してるやはり10年以上住んでいる友人と、ふと、その話題になり、彼女も行ったことないから、今年の夏は行こうか!!! と、なりました。 私はとうとうか!と思いましたが、、、彼女は急にこの夏に就職が決まり、いろいろ手続きが忙しくなってしまい、旅行どころではなくなってしまいました。 彼女がバツ悪そうに私に言ってきたとき、私は逆に、本当に喜びました。 彼女に今、まさに必要だったのは、その仕事なのです。 “サンティアゴは逃げないから、また来年でも計画しようね”と話していました。
さて、さて。 9月に2週間くらい書類処理に日本に行っていたとき、スペイン好きの友人達4人で食事をしたときのこと。
私が夏のサンティアゴがニアミスだったことを話すと、そのうちの2人が、“私達も行ってみたかった”と言い、“じゃあ、行く?”って言ったら、ふたつ返事で“うん”と言ったので驚きました。
立て続けに旅行の計画ってそんなにたつものでしょうか?
そのときは9月だったし、その2人もこれからスペインに来るし、私も、仕事が入らなかったら。の話だったので、10月に入ってからもう一度いろいろ確認が始まりました。
その結果、ほんとうに11月の2週目は、サンティアゴ巡礼をすることになりました。(笑)
あ、ただし、時間が限られてるので、歩こうという話にもなりましたが、結果的には車で行きます。(笑)
そして、実際計画し始めてから、私の仕事が新しく入ってきたときにはどきっとしました。
めったに新しく追加で入ることあまり無い仕事なのですが、11月は入ってきたのです。
私は、添付ファイルを開けるときに“神様”と祈りました。笑。
そうしたら、見事にその2週目だけ入ってないのです!!
もうすぐ私の小さな願いが叶います。
心地よい友人達とのサンティアゴ巡礼。 しかも、両親のことをいろいろ考えていたら、丁度、母の1周忌の週にサンティアゴに到着します。 今年は、9月に日本に行ってしまったので、11月の1周忌はまたたく間なので、日本には来れないと思います、と両親の眠る日本の教会にも御挨拶してきましたけど、丁度、サンティアゴ教会で?がってるんじゃないかなあ、というのが私の願い、想い、です。
私の小さな願い“サンティアゴに行きたい”は、もうすぐ叶いそうです。
願いって言うのは、ただ、言うだけで、努力や想いがこもっていないと願いを吐いているだけだ、と五日市さんが書いていたのも印象的でした。 叶う、という漢字は、横棒をひとつ加えただけで、吐く、という漢字になるのですとね。
そう、どんなに逆境のときも“ツイてる、ありがとう、感謝します”です。
小さな願いが叶ったので、次に、踊りのこととか、仕事のこととか、いろいろ願ってみたい、と思ってまーす。
皆さんもやってみませんか?嫌なことがあったときに、ストレスがたまらない、(文句を言うことによって)、これだけでも、随分気持ちのよい毎日を過ごせると思いますよ。