ちょっと前のわたしたち

【No.328】5月7日 Norie * 【No.329】5月14日 かおる

 

No.329

5月14日 かおる (マドリード)

 最近、食生活がすっかり健康的になってきた。

 1ヶ月ほど前の数日間、日本から来られたお客さまに付き合ったが、この方がマクロビオティックを実践している方。 玄米を主食とするマクロビオティックの利点をいろいろ聞かされた。 帰国の時には、滞在中に食べ切れなくて残ったからといって、玄米のレトルトパックまでいただいた。 これがなかなかおいしいのだ。

 これがきっかけという訳ではないのだが、近くにいる人の中に完全なベジタリアンがいるので、その前からベジタリアンの食事は時にはとっていたし、あまり違和感もなかった。

 もちろん徹底したベジタリアンの人たちは魚はおろか、出汁に魚や肉を使っているとそれだけですでに受け付けない。

そこまでの極端なベジタリアンにはなれないなぁ、と思うものの自分の生活もかなりベジタリアンに近いものになっていることに最近気づいている。 考えると、私自身1ヶ月以上肉を買っていないではないですか。 というか、肉そのものを1ヶ月以上食べていない。(魚の加工品は食べている)

 野菜をせっせと買ってこちらでもできるビニール漬けをつくり、炊飯器もないのに白いご飯を鍋で炊き、漬物で食べる。 ちょっと何かが欲しいときは玉子焼きでも作ってみる。 最近はそれで十分。

 スペインに居ながら、おいしいハモンやイベリコ豚を食さないというのは日本在住の方からみるともったいない!かもしれないのだけれど、このほうが健康的なのかなぁ、と思うこのごろ。

 日本にいたときはあまり肉を好まず、特に動物の脂の匂いが嫌いで、脂身を食べられなかった私がこちらに来て、チョリソをおいしそうに食べて親を驚かせたものだったのに。 それをひさびさに電話してみた親に言うと「年じゃない?」と言われた。

 そういわれると、確かに返す言葉もないし納得してしまうのだけれど、年齢が求める食事というものもあるのかもしれないな。 若いときほどに燃焼させなくてはいけないエネルギーを必要としないし、油ものを食べると胃がもたれる。Umeboshi
食の面ではすっかり「枯れた」傾向が出てきたのかもしれない。

 驚いたことに、この肉離れ現象は身近な人にもいた。 肉(注:こちらの人が肉というときは四足の動物をさし、チキンや魚は含まれないことが多く、この人の場合もそれに相当する)ばかり食べていた人がいきなり、私と同じように「この1ヶ月肉を食べていない」というではないか。
しかも、魚も鶏肉も1週間に一度くらいしか食べていない、らしい。

 なんでも肉中心の食生活がいかに環境に影響を及ぼすか、というドキュメンタリーを見たのがそのきっかけというらしいが、たまたま、そういうドキュメンタリーを私もみて、菜食中心の食生活にエコロジー的に納得していたので、その話が弾み、「菜食中心の食事っていいよねぇ」の結論に至った。

 漬物ブームから梅干まで作ってみたいと思うこのごろ。ちょうど、梅干にできそうな梅が店先に出回っている。 当分、このえせベジタリアン食生活はマイ・ブームになりそうだ。

 

No.328

5月7日 Norie (バリャドリード)

の間クリスマスが終わったと思ったら、なんだかあっという間に5月だ。(笑)
時間が経つのを早く感じるのは、年をとったせいだろうか。
日本では、新学年、新社会人、と気持ちも新たにしている人が多いのではないかと思うのだが、スペインでは6月でひとつの区切りがつく。

 学校は、新学年が9月に始まって6月末で終わり。 リーガエスパニョーラと呼ばれる、サッカーのリーグ戦もそろそろお終いだ。 シーズン終了前にレアル・マドリードが優勝を決めてしまったので、いろいろ終わりだなぁという気分も一層高まってしまった。 このところ、晴れた日は気温が急上昇することもあって、気分は「そろそろ夏休みだなぁ。」なのだ。 夏休みは、一年間お疲れさま、よく頑張りました休暇、といった意味合いを持つ。 学生は、宿題すら一切ないところが多いと思う。

 実際、ちびが通う学校も6月からは短縮授業が始まり、6月20日がいわゆる終業式(ちなみに式典はなにもない。 このへんの公立小学校は、終業式どころか、入学式も卒業式もない。)で、9月の10日くらいまで、3ヶ月弱も続く夏休みに突入するのだが、担任は去年、「もう字が読める子もいますが、読めなくてもそのうち読めるようになるので大丈夫です。 一年間、みんなよく頑張ったので、夏休みはゆっくり遊ばせてください。」と言った。 まぁ、当時3才とか4才とかだったからね。 遊ぶのが仕事だ。

 去年は、3ヶ月も子どもが朝から晩までいるの~? 何して過ごそう??と悩み、結局、日本に2ヶ月間里帰りした。 今年は、学校のPTAや、私立機関が主催する乗馬や水遊び、工作教室、アスレチックなどなど遊び盛りだくさんの日帰りキャンプに参加させてもいいかなぁと考え、日本滞在は1ヶ月にとどめることにした。 英語キャンプも存在するらしいが、お母さん仲間の話では、今通っている学校で開かれるキャンプに参加する子が多いらしい。

 こんな話をしていると気分はすっかり「もうすぐ夏休み」なのである。

 

 

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