ちょっと前のわたしたち

【No.315】12月12日 Meche * 【No.316】12月20日 Maki

 

No.316

12月20日 Maki (横浜)


12月も半ばを過ぎ、街がクリスマス一色になってきました。
みなさまいかがお過ごしですか?

 私はクリスマス前のこの時期が大好き。 街を彩るイルミネーションや、赤や緑、金や銀のクリスマスカラーで飾られるショーウインドー。 大人になっても、何だかわくわくして、心があったかくなるのがクリスマスの不思議なところ。

この時期になると、スペインに滞在していたころのことを思い出す。navidad2006  町中で見かけるベレン(キリスト降誕場面を再現した、スペインのクリスマスに欠かせない飾り)やビジャンシーコス(スペインのクリスマスソング)を歌う子供たちの声に、いつの間にか笑顔になり、自分でも折り紙で巨大ベレンを作ったりして過ごしたあの時期を。

 そんなことを思いだしながら、歌まで口ずさみながら、先週は、スペインの友人や滞在時のホストファミリーへのクリスマスカードを出した。  毎年、その人その人が喜びそうな絵柄のカードを選ぶのも楽しい作業。  特に、2軒のホストファミリーには毎年日本の写真がついた冊子型のカレンダーを送ってあげている。今年も喜んでくれるかな。 日本のことを、私のことを思い出してくれるかな。  そう願いながらメッセージをしたためた。

 郵便局に行ったら、郵便窓口は年賀ハガキを買い求めたり、荷物を送ったりする人で大行列だった。 今年は郵政民営化で、年賀状キャンペーンやCMをよく目にするし、民営化したからこそのサービスや試み(年賀ハガキのデザインの豊富さなど)もあり、何だか巷の“年賀状熱”が上がっているように感じる。

 でも、私は今年祖母が亡くなって喪中なので年賀状は出さないので、ちょっぴり残念だったりする。 (クリスマスカードぐらいは別に喪中でも出していいだろう、と勝手に判断した。笑)

 そう、クリスマスが終わればすぐ年末。 25日を過ぎると街中のツリーが一晩で門松に変わり、お正月用品が売り出される日本の変化は面白い。

 でも、そんなお正月前の街が、クリスマス前に負けないくらい私は好き。 新年が明けてしまった後より、お正月に向かう年の瀬の何とも言えない“活気”が好きなのだ。

 今年も残すところあとわずか。
思えば、私にとって今年は本当に慌しい年だった。
何しろ2回も転職してしまったことが大きい。
1回で済むかと思ったのに、色々あって半年でまた転職。 その間、一時期は心身ともにかなりボロボロになり、自分自身の弱さを感じ、不安で仕方がなかったりもした。

 でも、そんな日々を乗り越えて、今ようやく落ち着いた。
それも、色々な面でとても条件が良く、無理がなく、内容的にもとてもやり甲斐がある仕事につくことができたのだった。
遠回りをした気がするけど、こうして無事に安心して年の瀬を迎えることができるのが嬉しい。
でも、それは何よりも支えてくれた家族や、絶えず励ましてくれた周りの友人がいてくれたおかげ。  本当に心から感謝している。みんなありがとう。

 そして、今年は色々な意味で大きな変化の年だった。
これまでの私の人生の転機だった留学だとか入院だとかのような“一大イベント”ではないけれど、祖母が亡くなったり、母が腰を痛めて何ヶ月も動けなくなったり、自分自身の仕事以外の面も色々と環境の変化、生活の変化があった。

 大変なこともあったけど、それ以上に良いことや得られたことの方が何倍も大きかった。
だから、2008年は、バタバタしていた今年よりもう少しのんびりと、今年得られた宝を大事に長く育てて行きたいと思う。

 そんなこんなで、まとまりのない文章ですが、「私たち」もこれが2007年最後の回になりました。

 日本のみなさま、スペインのみなさま、そのほかの国でこれを読んでくださっているみなさまに素敵なクリスマスが訪れますように。 そして、良いお年を。
  !Feliz Navidad y Prospero Ano Nuevo!

 

No.315

12月12日 Meche (京都)

 また1年が終わります・・・。

 新しい番組を担当することになり、新しい仕事に四苦八苦。 私、大丈夫かな、ちゃんとできるかな・・・なんて不安になったけど、なんとか自分らしさも出せるようになってきて、楽しいことが増えました。
とはいえ、まだ“間違えたり”“遅刻したり”“声が出なくなる”夢を見たりします。
人並みに、ナイーブな面があった私。ちょっと安心。

 両親のもとで、愛情をいっぱい受けて暮らしていたにゃんこの“マーボ”が、19年の生涯に幕を閉じました。 妹が拾ったとき獣医さんから、「この子は生きられないから、もとのところに戻してきた方がいい」といわれるほどだったのに、ほんとによく頑張りました。
またうちの子に生まれておいで。みんなで待ってます。

 天国のおじいちゃんのところに行く準備を、少しずつ少しずつしていたおばあちゃんが、旅立っていきました。 お盆に亡くなったから、きっと帰ってきていたおじいちゃんと一緒に、空に上がって行ったのだと思います。 寂しくなくてよかったね、おばあちゃん。でも私たちは、やっぱりちょっと寂しいです。
またあなたの孫にしてくださいね。 今度はもっといい孫になります。 おじいちゃんによろしく。

 去年うちの子になった白にゃんの“ちち”。 体重も2倍強になり、うしろ姿は完全に鏡餅。 初めの頃のおびえた様子はどこへやら、「あたちの青い眼きれいでしょ。可愛いでしょ。 あたちが一番でしょ。ねっ♪」と、気分はすっかりお姫様。 うちにきて良かった? 幸せ? あなたのほんとの気持ちはわかんないけど、私はあなたと会えて幸せです。 ありがとう。

 そんな“ちち”に、「仕方ないな〜、今日のところは大目に見てあげるね」と、大人の対応ができるようになった三毛の老にゃん“チャッキー”。 最近すっかり痩せてしまって、寝ている時間も前より多くなって、不安になると血尿を出したりして、日に2回の投薬も相変わらず必要で、本当に心配です。
どこか痛いんじゃないかな? つらそうなのに、いつも優しくしてくれてありがとう。 大好きです。

 楽しいこと 嬉しいこと 悲しいこと 淋しいこと、書き切れないくらいいろんなことがありました。 きっと来年も、楽しいこと 嬉しいこと 悲しいこと 淋しいことが、書き切れないくらい起こるのだと思うけど、がんばれる私でありますように・・・。

 少し早いですけど・・・
みなさん今年はありがとうございました。来年もよろしくお願いします。 
どうぞ、よいお年を。

un beso

 

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