2.インターンシップの概要 |
私が参加したプログラムはIIPのプログラムで参加者の最も多いスクールインターンというもので、各国の学校(幼小中高校)にスタッフの一員として滞在して子供たちに「日本」を紹介し、その活動を通じて言語や文化を実践的に学ぶことを目的とするものである。一般に日本語教師アシスタントとも呼ばれ、IIP以外の各団体でも最も一般的な活動形態だ。 IIPではいくつか代表的なプログラムがあるが、スペイン派遣が可能と思われるのはスクールインターンのほかはカルチャーインターンくらいだろう。これは自分の趣味の分野を各国の専門家のもとでステイしながら学ぶ、いわば趣味留学。自分の希望に合わせてIIPが受け入れ先を探す。メジャーなのはガーデニング、フラワーアレンジメント、アロマテラピー、家庭料理等。 珍しいものでは盲導犬訓練、乗馬、ナイフ製作、ギター製作、ワイン造り、ビール造りなどの例もあるらしい。たとえばスペインならスペイン料理やフラメンコ、陶芸やデザインなどが可能かもしれないが、スペインにおけるカルチャーインターンの前例は少なくとも私はまだ聞いたことがない。ビザの問題もあるだろうが・・・。
IIPは各種プログラム参加者を募り、世界各国の受け入れ先を斡旋する。基本的に全プログラム共通の参加資格は「20歳〜65歳位の良識ある健康な男女」とあり、選考試験と面接も一応あるがまず落ちる人はいないと聞く。 |
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