スペイン語のカタカナ表記の原則 |
- ORTOGRAFI'A DE "KATAKANA" - |
2001年6月版 |
2.長音符号「ー」の付記に関する規則
[ 2-1 ] 長音符号をつけた表記が日本語において慣用化していたり、外来語として定着している場合 (例)
[ 2-2 ] 慣用的な表現を除き、語末が -d,-t で終わる語はその音をカタカナ表記において無視するが、その際、語末は長音符号を付記する。 (例)
[ 2-3 ] 語の後ろから2番目の音節にアクセントが置かれ、その音節の直後の子音が n~ である語はアクセントが置かれる音節のカタカナ表記において長音符号を付記する。(acento母音+n~+母音) (例)
ただし、その配列の語の母音の後ろに -s がつくと長音符号を付記しても省略しても容認度はあまり変わらなくなる。
表記に統一性を持たせるため、Valdepen~as も長音符号を付記する。
[ 2-4 ] アクセントのある母音+rで終わる語は、そのアクセントが置かれる音節のカタカナ表記において長音符号を付記する。 (acento母音+r ) (例)
(例外)
が、アクセントが別の位置にある場合は長音符号を省略する。(付記しても容認可能だが、下のアクセントが置かれる母音+lの例と同じく、2-4.の条件に合わないケースとみなす) (例)
また、アクセントのある母音+lの場合は逆に、のばす音は必要 ないように感じられる。 (例)
[ 2-5 ] 語の後ろから2番目の音節にアクセントが置かれ、語末が-ido(a)で終わる語は、アクセントが置かれる音節のカタカナ表記において長音符号を付記する。 (例)
これも2-3.と同じく、語末にさらに -s がつくと長音符号を付記しても省略しても容認度はあまり変わらなくなる。表記に統一性を持たせるため、これも長音符号を付記する。 (例)
しかし、2音節の短い語においては長音符号を付記するよりもしないほうが容認度が高くなる。したがって2音節からなる語は例外的に扱い、長音符号を付記しない。 (例)
[ 2-6 ] 語の後ろから2番目の音節にアクセントがあり、語末が -illo(a)で終わる語は、アクセントが置かれる音節のカタカナ表記において長音符号を付記する。 (例)
これも2-3.と同じく、語末にさらに -s がつくと長音符号を付記しても省略しても容認度はあまり変わらなくなる。表記に統一性を持たせるため、これも長音符号を付記する。 (例)
しかし、2音節の短い語においては長音符号を付記するよりもしないほうが容認度が高くなる。したがって2音節からなる語は例外的に扱い、長音符号を付記しない。 (例)
[ 2-7 ] 語の後ろから2番目の音節にアクセントがあり、語末が -ito(a)で終わる語は、アクセントが置かれる音節のカタカナ表記において長音符号を付記する。 (例)
これも2-3.と同じく、語末にさらに -s がつくと長音符号を付記しても省略しても容認度はあまり変わらなくなる。表記に統一性を持たせるため、これも長音符号を付記する。 (例)
しかし、2音節の短い語においては長音符号を付記するよりもしないほうが容認度が高くなる。したがって2音節からなる語は例外的に扱い、長音符号を付記しない。 (例)
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■◇■ 索引 ■◇■ |
1.スペイン語のカタカナ表記: 細則
(1-1.と1-2) 2.長音符号「ー」の付記に関する規則: 細則 (2-1.から2-7.まで) 3.スペイン語の各アルファベットのカタカナ表記に関する規則:
4.非カスティージャ語の表記: 細則 (4-1.から4-5.まで) |
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