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泥棒の色々な手口

 私は幸いにして今まで被害に遭ったことはありませんが、被害に遭いそうになったり、やり口を見たり聞いたりしたことはあります。古くなった手口もありますが、参考までに実際に見聞きした手口を紹介します。

1. 泥棒はだいたい二人組で前後からやってきます。前から来た人間が通行人のズボンの裾を払う仕草をします。それに注意をとられている隙に、後ろから来た人間がポケットから財布を抜く手口です。

2. バルセロナで地下鉄を降りてエスカレーターで出口に向かう時、前に立っていた人間がコインを落としました。コインを拾うためにその人間が立ち止まり、込み合ったところを、後ろから来た人間がズボンのポケットに手を入れて財布を探そうとしました。

3. 込み合っている地下鉄の中で周囲を取り囲まれ、ズボンの中を探られました。前述したように最近は地下鉄の構内に警備員が常駐するようになりましたから、マドリードの地下鉄は比較的安全になってはいます。

4. これも古い手口ですが、すれ違った通行人が背中が汚れていると声を掛けてきました。拭いてやるから上着を寄越せとしつこいのです。上着を渡したら最後、財布を抜いて逃げて行きます。

5. バルセロナのランブラスには、花売りの人がいます。花を買って代金を支払おうとして財布を出すとあれこれ言ってきて、気が付いたらお金がなくなっているという手口です。

6. 子供たちが新聞紙を抱えて何人かで寄って来ます。しつこくまとわりつかれている内に、背広の内ポケットから財布が抜かれているという手口です。

   
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