スペインで日本のテレビを見る



3. ロケーションフリーの設置

  妻からの報告では、ロケーションフリーのベースユニットのインストールはすごく簡単だったようです。 CD を入れて指示に従うだけで、インストールできたようです。

 スペインから見るためにはもうちょっと設定が必要でして、次に、設定サポートガイドという、国外から接続する為のガイドを使い設定していきます。そこで、ドメイン名、ポート番号、登録用パスワードというのを入手します。 このデータがスペインで視聴するために必要になってきます。

 これで日本側の設定はお終いです。

 スペイン側では、設定サポートガイドに従い設定していきます。 途中、ドメイン名、ポート番号、登録用パスワードを入れる所がありますので、日本側の設定で入手したデータを間違わないように入れます。

 設定を終えて、ベースユニットに接続すると、日本の放送がリアルタイムで見ることが出来るはずなのですが、私の場合、「NetAV接続に失敗しました。 他のモニターがベースステーションを使用してないか確認して下さい」というメッセージが出て終了してしまいました。 他の機器が繋がっているわけはないので「何だかよく解らないなぁ」と思って、インターネット上で検索してみると、モデムのMTU(Maximum Transmission Unit)という数値がらみで、その手のエラーが出やすいと言うことが解りました。 フリーソフト(EditMTU など)で MTU の値を1454に変更して、接続してみると、数秒後に、今度は映像が出てきました。 感動の一瞬です。

 物珍しさで、チャンネルをいろいろ変えたり、画質のレートの変更をしたりしていると、決まって数分後にベースユニットから切断されてしまいます。 これでは落ち着いて見ることが出来ません。 どうやら今度は、そういった場合、ルーターのポート開放が必要だということが解りました。 その手の設定を避けるためにUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)に対応しているルーターを買ったのですが、うまく行かなかったみたいです。

 ポートの開放が必要になるのは、まぁ、余り多くないわけでして、日本にいる妻に、メールで手順を説明して、やってもらいました。 ポートの開放も無事終わり、今度は本当に安定して見ることが出来るようになりました。 テレビを見ながらうたた寝をしてしまいましたが、1時間とか、2時間つけっぱなしにしても暴走することはないようです。

次 さらに使いやすくするため

 


 目 次 
 1. JSTVとの出会い
 2. ロケーションフリーとは
 3. ロケーションフリーの設置
 4. さらに使いやすくするため

 



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