SONY からロケーションフリーの新機種（LF-PK1) が発表されたのです。
　これは、インターネットの回線を使って、日本のテレビ番組をリアルタイムで転送してしまうもので、スペインに居ながら日本の番組を見ることが出来るという代物なのです。

　今までは小さなモニターとセットで10万円ほどで販売されていたので、その価格からなかなか手が出せなかったのですが、今度は、パソコンで見られて、3万円ほどで機器が購入できるというので、ずいぶんハードルが下がりました。　これを使えば、日本のテレビを思いきり見ることが出来ます。

　ロケーションフリーのシステムは、日本に置くベースユニット、スペイン側で視聴するためのソフトという構成になっていまして、視聴するためには、日本にベースユニットを設置して、ある程度の設定をしなければなりません。　タイミング良く、妻が一時帰国することになりましたので、設定を依頼することにしました。

　日本でのベースユニットの設置の前に、日本の実家の ADSL開設を申し込みました。　本当は、光が良いのでしょうけど、実家のある地域は光が来ていないのです。　上り回線のことを考えて、フレッツモアIIIと言うのに契約しました。これは下り47Mbps，上りが5Mbps という内容です。　上りが5Mbpsですから、これだったら多少損失しても、映像には影響ないはずです。

　プロバイダはロケーションフリーと同じソニーグループであるのソネットを選びました。　ここでしたら、絶対にロケーションフリーの使いすぎによる上り回線の制限を受けることはないからです。

　これで準備は整いました。

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