MIHOの育児日記 


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2004年6月3日  バイリンガルモデル校
やいさ

 もう6月。6月ということはあと20日もすると夏休み。
 夏休み前のこの時期は学校が半日になる。午後の授業がないのです。親としては気分が重いのよね。今まで4時に下校だったのが2時にはおひきとりに行かないといけない。
 そのあとこの暑いのに公園に連れて行ったり…(ためいき)こうみると逆に学校の先生は楽だよな〜って思う。スペインの公立の先生はきっちり3ヶ月近くの夏休み、なりたい人が殺到するのもわかる。

 この4月、マドリード州の政府が、公立の小学校26校をバイリンガルモデル校にするという案を出した。
 北ヨーロッパを理想として、英語教育に力を入れるとのことで、授業の1/3が英語のみで行われる。
 なんとその学校の一校がやいさの通う学校!このHPでもべたぼめしているやいさの現地校だが、やるじゃん、とダンナと大喜び!それも来期小学部にあがる子どもたちからということで、やいさ大あたり。
 関係ないけど、以前IFEMA(マドリード見本市会場)のSIMO(情報系コンピューター機器見本市)でやいさはとあるブースで「半日に一回のくじ引きで1台当たる!」というキャンペーンでコンピューターを当てたというくじ運の持ち主。一回宝くじを買わせてみないといけない!

 話を戻して…
 マドリード州政府はPP、現スペイン政府はPSOEなので、PPが決めたことはどうもPSOEが許さんのではないかという見方だったからつい最近までこの案が通るかあやしいものだったが、どうやら5月末に可決されたようだ。
 ちなみに来期から始まるバイリンガル校、マドリード市内は以下の9校。(地区/学校名)
 あとの17校は郊外ですが、興味ある方はメールでも。

1. Centro/
  San Ildefonso
2. Moncloa-Aravaca/
  Lepanto
3. Chamberi'/
  Rufino Blanco
4. Usera/
  Meseta de Orcasitas
5. San Blas/
  Alberto Alcocer
6. Puente de Vallecas/
  Dr. Tolosa L
7. Moratalaz/
  Fontarro'n
8. Villaverde/
  Da'maso Alonso
9. Vica'lvaro/
  Vica'lvaro

 学校内部85%の賛成が出ないと、文部省に申請できないようなんだけど、来年もバイリンガル校は増えることと思います。
 とはいえ、ネイティブの先生を積極的に採用するわけではないから、あんまり効果ないんじゃない?という教育者からのネガティブな意見もある。
 わたしとしては、わが子夢のトリリンガル!とうれしいのだが結果は?!この件は9月以降にレポートします。



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