HOLA AMIGOS!! はじめまして、陽子です。 ---*---*---*---
大学では総合政策学という学部で、主にマネジメント、ジャーナリズム、児童心理学、スペイン語を学んだ。4年間を通して、何か実現したいことを実現し、解決したい問題を解決するための方法を実際にいくつものプロジェクトを動かすことで学ぼうとしてきた。でもどんなに方法論を学んでも、しょうがない。 そしてたどり着いたのが、スペイン。閉塞感あふれる日本の社会に、人々の心にスペインの光を。まぶしいくらいの笑顔を。人生を楽しむコツを盗みとり、それを日本に伝えたい。ほんの1ミリでも、日本が面白くなるように、何かがしたい。 ◆ 留学への一歩、一歩 1年の留学を決めた私。まずは大学選び。「外国人コース」と呼ばれる1年コースがある大学をインターネットでチェックし、悩んだのがグラナダORマドリード。 ロルカが好きで、フラメンコも好きだから、ロルカが生まれ、死したグラナダか。それとも、首都で情報・人が集まるマドリードか。 すごく悩んだ。でも、やっぱりグラナダを選んだ。2年半前に旅行した時にグラナダは穏やかで、心も落ち着いた。一方、マドリードはいつも気を張っていないといけなかった記憶が蘇った。ゆっくり勉強もしたいし、ちょっと冒険もしたい。多少、危なっかしいことをしても、本当に危ないことが起きてしまう確率が少しでも低い場所がいい。それに、やっぱりロルカならグラナダでしょう。ということで、グラナダへ来た。 それにしても、インターネットは便利。グラナダ大学の情報は全てインターネットで得た。申し込み方法もネットに載っている。その通りに大学への手続きをし、ビザを取り、航空券を取って、荷物を詰めたら、あとは出発するのみ! ● グラナダ大学 Centro
de Lenguas Modernas:http://www.ugr.es/~clm/
あ、その前に壮行会♪私は有り難いことに、合計10個、壮行会があって。最後の一ヶ月は壮行会の度に、少し切なくなりながら、飲みまくっていた。出発2日前まで壮行会で。もうその時には風邪を引き始め・・・。飛行機の中では、3食食べて、その後ちゃんと風邪薬を飲んで、ぐーっすり眠っていた。(笑) 成田からグラナダまでは、遠かった・・・。安い航空券で、南回り。成田→シンガポール→パリ→マドリード→グラナダ。シンガポールでトランジット。パリ経由だったから、パリで1時間待ち、マドリードで国内線乗り継ぎでまた何時間まっただろう?成田を発ってから、グラナダ空港に飛行機が着くまで、計32時間かかった。 マドリード-グラナダも、バスならすごく安い。でも、33キロのスーツケース+PC、一眼レフ、100本のフィルム、DVカメラ、茶道のお茶碗の入ったかばん、リュックという大荷物で、一人。ちょっとビビッてしまった。それに、最初に怖い目にあって、出だしからコケちゃったら、うまく行くものも行かなくなりそうで。 グラナダ大の宿泊先手配のシステムはシンプル。まず最初の数日間はHostal等に泊まってその間に大学の事務に行きホームステイ先なり、ピソのリストから自分でいいところを探して、自分でコンタクトを取る。大学は情報提供をするだけ。ということで、最初の3日間はHostalに泊まった。 午後3時ごろにHostalに着き、暑さに驚きながらひとまず家族と恋人に電話するために外へ出てみた。シエスタの時間だったみたいで、道はがらーんとしている。電話し終わったら、すぐ、Hostalに戻った。本当に、暑かった。前にスペインに来たのは2月〜4月頭。7月末のアンダルシアの太陽は、想像以上にギラギラしていた。しかも、今年は例年に増して、暑い夏とのこと。何人か死者もでているほど。ニュースではどれだけ暑いかを毎日報道している。 暑さのせいか、長旅の疲れか、食欲もなかった。機内食の朝ごはん以来、何も食べず、着いた初日は、そのまま次の日の朝まで眠り続けた。 目が覚めた時、一瞬自分がどこにいるのか、分からなくなった。え?ここはどこ?私はだあれ?状態・・・。扇風機の音だけが、部屋の中をかき回していた。 そうだ。私、スペインに来たんだ。 寝ぼけた頭をくしで梳かして、近場のバルに朝ごはんを食べに行った。スペインの定番朝ごはん、トースト、カフェ・コン・レチェ、生オレンジジュース。朝の空気が気持ちよくて、オレンジジュースがおいしくて、幸せな気分になった。 これからスペインでの生活が始まる。
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