9. いよいよ申込
さてさて、入学したい学校は決定しただろうか?そうとなったらさっそく申込準備にかかろう。今回はご自身で申込手続きなどすべてやってみたい、という方へのちょっとしたアドバイスを書いてみた。
(1)入学申込書記入について
●書面の場合
-すべて大文字ではっきりと記入
はっきりしない続け文字は避ける。記入場所は少々間違えても問題なし。
-コンタクトのとれる連絡先の記入
住所、電話番号、ファックス、メールアドレスなど連絡先を4つ記入した場合、学校がコンタクト開始をする可能性が一番多いのがメールアドレス。
最近よくある「学校から返事がこない」というトラブルの原因が、申込書に本人がめったに開けないメールアドレスが記載されていたというもの。希望のコース、宿泊予約確保に何かしら問題があった場合(希望していたタイプの宿泊先が満室で、希望変更せざるをえない等)、まずは至急、メールで学校から連絡がある場合が多い。学校からの迅速な対応を望むのであれば、記載する連絡先はすべて本人との連絡が可能なものにしよう。
●インターネットでの申込の場合
申込用のデータ記入ページがある場合と、メールで送信する場合があるが、どちらにしても「着信した際に確認のため、御一報ください」の一文をメッセージとして送る。数日経っても返信がない場合には確認のメールを送信しよう。
(2)申込内容について
-コース開始日
毎週月曜日開講の所が多いものの、初心者の場合には月初めに開始する事をお勧めする。2週間単位でコース内容が循環しているシステムが多いのだが、やはり月初めから開始する生徒が多い。クラスの雰囲気ができているところに途中から入りにくい、という方には特にお勧めしたい。
-宿泊タイプ
備考欄があるので、ホームステイを希望の方の中で、アレルギーのある人、ペット、煙草が苦手な人などは必ず記入。入居予定日もはっきり記入しよう。
-デポジットの入金について
150ユーロ程度の予約金の送金であれば、国際郵便為替が手数料が安く、お得。送金控えは、コピーを取って申込書と共に送付する。
-申込書、送金控えの送付
インターネットを除けば、ファックスでの送付が簡単で早い。郵送にこだわりたい方は特に返信用切手を添付する必要なし。お手本通りに書いた立派な手紙を添付する必要も特にない。質問などがある場合には、箇条書きにして簡潔に書く。そして最後にMUCHAS
GRACIAS の一言を添えれば充分でないかと思う。
-予約確認書が到着したら
まずは内容の確認。申し込んだものと内容が違う、または、変更希望の際には慌てずに連絡すること。
後藤 美智子
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