渡航情報 2005年1月 

在スペイン日本国大使館・領事班より
 

2004年邦人被害状況

■ 2004年におけるスペインでの邦人被害状況について
2005年1月 在スペイン日本大使館発表


1. 2004年邦人被害状況
  2004年における当館及び在バルセロナ総が把握している邦人旅行者等の被害件数は、397件で前年の429件に比し8%減少しました。

  特にスペインにおける邦人旅行者等が被害に遭う最大の特徴である首締め強盗
は、2004年においては両館合わせて67件と前年の112件に比し41%減少しました。

    2004年被害状況
犯罪種類 在スペイン大使館*1 在バルセロナ領事館 両館合計
首締め強盗 63 4 67
置き引き 53 60 113
ひったくり 26 26 52
すり 39 37 76
その他
(車上狙、寸借、偽警官)
36 53 89
    取扱合計
  在スペイン大使館*1 在バルセロナ領事館 両館合計
2004年取扱計
括弧内、首締め強盗
217(63) 180(4) 397(67)
2003年取扱計
括弧内、首締め強盗
246(105) 184(7) 429(112)
2002年取扱計
括弧内、首締め強盗
310(129) 155(20) 465(149)
  *1この数字は、旅行会社等よりの報告を含んでいます。

 

(1) 被害発生場所
(i) マドリードでは、観光スポットであるスペイン広場、マジョール広場、プ エルタ・デル・ソル、王宮、サンチアゴベルナベウサッカー場付近、プラド美術 館周辺、グランビア通り等の旧市街地や空港、駅、バスターミナル、地下鉄、特にアトーチャ駅周辺、及び日本人が良く利用するホテル(ロビー、レストラン、ホテル前の路上)・ホスタル(入り口付近、エレベータ内)等です。
(ii) バルセロナでは、観光スポットである旧ゴシック地区、モンジェイックの丘やマドリードと同様に空港、駅、地下鉄、バスターミナル、日本人がよく利用するホテル等です。


(2) 被害発生時間帯
    マドリード及びバルセロナも14時から17時までの時間帯(当国の昼食時)が多く、この間に被害に遭った者は99人(全体の29%)でした。 マドリードでの首締め強盗で土・日曜日及び祝日の前記時間帯には10件発生しており、25%を占めています。 なお、地方都市のコルドバ(花の小路、メスキータ付近、ユダヤ人街他)で6件、グラナダ(サンニコラス教会付近、アルバイシン地区他)で5件首締め強盗が発生しています。


(3) 旅行形態
    被害者は、個人旅行者が圧倒的に多く295人と全体の86%を占めており、ツアー旅行者は、49人と全体の14%でした。


(4) 年代・性別
    被害者の内最も多い年代は、両館合わせて、20歳代〜30歳代で、全体の60%を占めています。 性別では、男性が全体の52%、女性が48%でした。

※注)上記(1)〜(4)は当館援護件数に関する分析です。

2. 以上のとおり、2004年、邦人犯罪被害の発生率は低下しました。 首締め強盗件数は著しく減少しましたが、未だ月平均5件強発生しており、また、被害に遭った邦人旅行者の殆どは、マドリードで首締め強盗が多発していることをガイドブック等で承知しているにも関わらず事件に遭っているのが実情です。 また、最近では、上記のとおり地方都市での首締め強盗発生が目立つようになってきました。

  当館としては、スペイン当局、特に警察当局に対し万全なる安全対策を講じるよう引き続き働きかけていきますが、皆様におかれましても引き続き十分な注意をお願い致します。




 
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