グラナダ

グラナダ

GRANADA

アンダルシア地方　グラナダ県人口約29万人
観光案内所　 Plza.　Mariana　Pineda, 10 Tel: 958-22-6688 Fax: 958-22-8916 E-mail:turismo@dipgra.es
http://www.granada.org

■□ 　交通アクセス　 □■
主要都市からの距離マドリード:430km、セビージャ:261km、マラガ:127km、コルドバ:166km
◆　飛行機	空港：市内から約17ｋｍ（Tel: 958-24-5223） http://www.aena.es
マドリード、バルセロナから1日2便、マヨルカから1便。　イベリア航空：Plza de Isabel Cato'lica, 2 (Tel: 958-22-7592)http://www.iberia.es
◆　鉄道	駅：Avda. Los Andaluces　(Tel: 958-27-1272) http://www.renfe.es
マドリードから　1日3本、所要日中約6時間、夜行約9時間。　バルセロナから　1日2本、所要日中約12時間30分。
◆　バス	バスターミナル：Ctra. Jae'n, S/N　(Tel: 958-18-5010)
マドリードから　1日13本（07:30－01:30）　所要約5時間　バルセロナから　1日3本(12:00－22:00)　所要約14時間　コルドバから　1日8本（08:00－18:30）　所要約3時間　マラガから　1日19本（07:00－21:00）　所要約2時間　セビージャから　1日9本（08:00－23:00)　所要約4時間

■□ 　街の概要　 □■

　夏の暑さが厳しい南スペイン。その中でもグラナダは、標高700メートル近い山間に位置するために夏でも比較的過ごしやすい。また、この街は地中海との間に置かれたイベリア半島最高峰3482mのムルハッセン（Mulhace'n）山を持つ雪の山脈（Sierra Nevada）を背後に置くため、その豊富な雪解け水のおかげで肥沃なベガ(vega)と呼ばれる耕地に囲まれている。周辺都市からほとんど砂漠状の荒野を通って峠越えしてくると、ポプラの植林や様様な果樹園、タバコ畑などの青々とした光景に目を奪われる。

■□ 　歴史　 □■

　有史以前にも重要な村落があったようだが、歴史の始まりは南スペイン原住民のトゥルドゥロ族（Tu'rdulos)とされ、イリベリル（Iliverir)と言う名で呼ばれて既に貨幣が使われていた。その後フェニキア、ギリシャ、ローマ、ゴートと他の街と同じ経過をたどるが、グラナダは何と言っても711年にジブラルタル海峡を渡って侵入したイスラム教徒の時代に花咲いた。
　1236年にコルドバが陥落すると、西イスラム王国の知識人職人たちは大挙してグラナダに移り住んだので、1492年のカトリック両王による陥落まで、グラナダはスペイン･イスラム社会の首都として栄えた。

■□ 　工芸　 □■

◆　陶器　（cera'micas）
　アラブ時代に培われたブルー主体の幾何学模様もの。
◆　寄木細工　(Taracea)
　　種々の木材、象牙、貝殻などを組み合わせモザイク模様にしたものをスライスして家具や楽器などの表面に貼り付けたもの。
◆　ギター、カスタネット
　南スペインの音楽に欠かせない手工品。
◆　錬鉄､銅、真鍮器具
　やはりアラブ起源の製法デザインでの食器、装身具､照明具など。

■□ 　祭り　 □■
1月2日	再征服祭（Di'a de la Conquista de Granada）カトリック両王によるグラナダ再征服の記念日で、行列や種々の文化行事が行われる。
2月1日	聖セシリオ祭（Fiesta de San Cecilio：Romeri'a al Sacromonte）グラナダの守護聖人聖セシリオを奉ってジプシー地区のサクロモンテ山の頂上にある修道院に巡礼し、野外で食事し踊る。
3～4月	復活祭（La Semana Santa）他都市と同様に、復活祭の行列(Procesio’n)などの宗教行事が行われる。
5月3日	ラス･クルセス祭り（Fiesta de las Cruces）アルハンブラやサクロモンテにパレードが出る。
5～6月	聖体祭（Corpus　Cristi) グラナダで最も重要な庶民のお祭りで、セビージャの春祭りのように仮設小屋が夜店のように建てられ、闘牛も行われ、アンダルシアの雰囲気に包まれる。
6～7月	グラナダ国際音楽祭（Festival　Internacional de Mu'sica y Danza）スペインでも最も重要な音楽祭の一つ。世界中から選り抜きの音楽家が招待され、アルハンブラ宮殿内やファリャ記念館を主会場にして音楽会が催される。 http://www.granadafestival.org