最近は。。。 実はちょっとスペインで流行っている、ちょっとくだらない?(笑)番組にはまっているので、はまっている番組について書いてみますー。
■ オペラシオン・トゥリンフォ、OT ■
歌手で有名になりたい若者のための短期版スター誕生番組だ。 どうして短期か、というと、オーディションも含めて約4ヶ月ほどの間にレコードデビューは保証されているし、4ヶ月の間国内で毎日全国放送番組だから
顔が国内中に売れるのは間違いない。
これは、毎年1度ある番組で、もう5期生か、6期生目である。
先ず、夏ごろに全国各地でオーディションがあり、その中から選りすぐられた20人くらいの若者が10月からの毎週歌で競い合い、1人づつが落選していく、生き残りゲームみたいなものである。
毎週の課題曲は、自分の得意な分野、不得意な分野、英語の歌である。 更には踊りまで踊らなくてはいけないこともある。 選ばれた20人は、番組が終わるまで、あるいは自分が落選するまで、荷物を抱え、家族とも離れて特別に作られた全てを学ぶための芸能学校というか、寮に入れられて、ライバルとなった友達と寝食を共に過ごさなくてはいけない。
オペラシオン・トゥリンフォ、ホルヘ
学校では、歌のテクニックの他、心理の先生と話す時間や、腕立てふせ、マラソンもこなさなくてはいけない。 この学校内の様子も、毎日夜、30分番組で放送されている。私は流石にこれは見ないのだが、日曜の夜のゴールデンタイムに放送される1週間の成果を見せる、競い合うショーの番組は欠かさず見ている。
この番組にはまったのは、第1期生の後、久しぶりだ。第1回目はもの珍しかったし、結構見た。今回ひさしぶりにはまっている理由は、自分が暇だから。(笑) と、あとは、オーディションに残った中にジプシーの男の子が一人いることと、審査員に面白い人がいるからである。
日本の番組と比較してみると違うな、と思うことは。。。
日本は、メイキングオブみたいな番組があるとすると、いいところ、頑張ってるところしか放映しないかな、と思うが、こちらは、何でも放映する。人をけなしているところ、や、悪いところ、良いところ、とにかく何でもいいのだ。
それと、このオーディションに残った若者は、皆確かに声の他に容姿も美しい。 ところが、第1期生の例にあったように、巨体の女の子も残ったりする。 日本ではまずありえないのでは?と思う。 1期生ではその彼女が最終に残ったアーティストだっだ。
見た目より実力で勝負、というわけだ。 といっても、必ずその彼女達は、みるみる痩せて綺麗になっていくのをみるのが、また視聴者にとっては嬉し、楽し、なのである。
ああ、それと、たまに家族訪問というのがあって、カンヅメでがんぱってる彼ら、彼女らの学校を家族が訪れるという日があり、これも番組内で放映される。 必ず泣いてしまうのが落ちなのだが、ここでも、家族以外に彼氏、彼女も訪問してよい。
日本だったら、これからスターになるかもしれない卵には彼氏とか、彼女とかがいるのはあり得ないんじゃあないかな? でもスペインはオープンだ。 テレビカメラが映していようが構わない、ソファーでブチューっとキスしてしまう。
それに、またこれがスペインのちょっとお下品なところでもあり、ちょっと有名になると、その2人が別れたりしようものなら、すぐに過去の映像を流したり、元彼、元彼女にインタビューしたりするのがこの国のお決まりである。
さて、私にとっての今回6期生の見所は、
1. ジプシーの男の子が勝ち残っているということである。 現在、約半分の10人になりつつあるが、まだ頑張っている。 今日は丁度日曜日でショーの日なのだか、実は彼、ホルヘが
今週落選するかもしれない2人にノミネートされているので、気が気でない。 審査員だけでなく、視聴者からの投票も左右されるので、今夜の私は電話に指がいってしまうかも。。。
フラメンコを踊る以上、ジプシー文化や、ジプシー達も身近に感じる私としてはやはり応援してしまう。 この番組上でもジプシー系の血が入ってるかなとかジプシー家の苗字を持つ人もいたりしたが、ホルヘのように結構純血ですという人は居なかったように思う。
2. 審査員の一人にすごい奴(Risto Mejide)がいるのだ。
音楽家というよりは、とにかくプロデューサーの立場で冷静に、冷ややかに、と言ってもいいほどの目で彼らを見てものを言う。
審査員、Risto Mejide
"君はいい人かもしれないが、ここは芸術を勝負するんだからお門違い"とか。
"今日はデュエットで救われたね、だって君はなんの役割も果たしてない"とか。
"今日はよくも外しまくってくれたねー。 耳が腐って落ちるかと思った"といった台詞を色眼鏡の奥から平気で言ってのけるのだ。
ただし、褒める時は、鋭く褒める。 最初は、そんな言い方しなくても、と批判が凄かったが、今となっては、その毒舌が人気になり、時の人として、他の番組にもひっぱりだこである。 なんのことはない、私もその毒舌ファンの一人である。 これも日本とは違う。 日本はあまり人をけなさない。
あと、この審査員は、言い方に問題があるかもしれないが、確かに本当のことを言っている、という感じもある。 日本の文化は、本当のことをなかなか言わない。 本当のことというのは辛いものであり、気持ちいいものである。 まあ、これも、仕組まれた台本、仕組まれたキャラクターなのかもしれないが、まあ、それにしてもよくやってる。 私にとっては面白い。
3. 三番目はオマケみたいなものだ。
最後に勝つのは男前のホセか。 太っていたが見る見る痩せて綺麗になって、実力もずば抜けているサライか。 歌わせるとどうってことないが音楽家のモイセか。 ジプシーのホルヘもなかなか視聴者に人気があるし。 はて、さて???まあ。 ここまで見てしまうと、一体誰が勝つのかな、という視聴者心理である。
■ ベア ■"
さて、もう1本。 私がはまってる主婦番組。 "YO SOY BEA"訳したら「私はベア?」 なんのことはない。
ベア
普通は主役をやる女の子は綺麗な女優がやるにきまってる。その常識を破って、ダサい服着てでかい眼鏡をかけた要領の悪いちょっとダサコちゃんが主役なのだ。
5年前くらいに大ヒットして、今再び新しいシリーズが再開されているが今回も大ヒットらしい。 会社の上司に恋してるが会社の上司には綺麗な婚約者がいて、ベアは頭脳と正直さで勝負、という感じである。 その正直さ、というのが、バカ正直、といっていいほどの正直さで上手く世間をわたっていけないところが視聴者心理をくるぐるのである。(笑) このヒットで、ほかのヨーロッパ各地で各国バージョンのベアの番組が始まっているらしい。
■ KING KONG ■"
最後にオマケ。
先週映画、キングコングの新しいバージョンがテレビ放映されていて、新しいバージョンはなんだかなー、なんてぼーっとみていたが、キングコングの醍醐味はバージョンには関係無い!と心で叫んでしまった。
最後の場面でコングがエンパイヤステートビルの屋上でヘリコプターで射撃されるシーンである。 そう、墜落する前である。 コングは恋してしまった女性を射撃の途中で手から離すのである。そのときの女性の態度が重要である。
「コング! 駄目! 私をまた手に乗せて、そうでないと殺されてしまうのよ」勿論泣きながらである。 自分だって危険なのにである。
これは、動物愛護とかって言う分野を越えている。 2人の間に何か生まれた情とかっていう問題なのだろう。 だって、この女性にはれっきとした彼氏もいるのだから。 この場に及んで、高層ビルの屋上で射撃を受けているときに「私を手に乗せて」と言うこの精神状態がすごい。 ここがすごい。 これをみるためにこの映画はできているのではないかと私は思う。きっと動物が持つ愛情というのがテーマなのだろう。
うーんすごい。 それがキングコングという物体だからまたすごい。 人間の女性に恋してしまったのだから仕方ない。 そして、そのキングも危険な状態を察知して、自分の愛する女性を守ろう、とするその心がなんともいじらしいではないか。
そう。 何年も生きる映画。 何年もリメイクされるには理由がある。 新しい映画もすごい。 でも、クラシックの映画もすごい、と思った今日この頃である。
注) OTのホルヘ、今週は残れましたが、学校を去ることになる2人の中の1人にノミネートされました。 |