|
“私の夏休みとマラガのフェリア”
“夏は逝く”
夏は逝く。今日、8月26日。まだ暑いけど、確実に夏は逝く。
毎年、いまだに私は、宿題をやり残した小学生の気持ち。
毎日働く時間が決まっている人も、自由業も、大変さは皆同じ。
忙しさも皆同じ。自分の時間を使うのが下手な私は、自由業が好きなのに、大変苦労する。1ヶ月前でも、どんでん返し。
(大きい仕事が入る時もあり、まったくのキャンセルもある)
つくづく、今年は、自分の仕事へのスタンスを考えさせられた。
どうして、夏の終わりにこんな事を考えるかというと、
私は日本人だから。…続く。
“日本人とスペイン人”
バケーションの予定を聞くと、日本人は1年も前からどこに行くか、大体決まっている。
スペイン人に聞いても、1ヶ月前くらいにならないと、さぁ〜?
これは、夏休みの日程や、国の諸事情が違うので、だから、どう、と言いきってしまうのはなんですが。
日本人、スペイン人の違いって考えたら。
スペイン人が特別陽気。スペイン人は彫りが深い。スペインは太陽がいっぱい。
スペイン人は夜更かし。
これも当たり。でも、それがどっからきてるかっていうと。
「 sabemos lo que queremos 」(サベモス ロ ケ ケレモス)
何をしたいか知ってる!
“Lo que queri'a yo!”(私のしたかった事)
それで。この夏は、キューバに行きたいとか、そういう、いつもあたためているBigな企画は据え置き、
私の夏休みのテーマは、パラグライダーのグループが20数名日本から、はたまたドイツからやってきてアンダルシアに集合だ!
彼等と楽しくコスタ・デル・ソルの海岸でまったり過ごす。という、平凡ながら大変楽しみにしていた企画だった。
さて、蓋を開けてみれば、なにがどうってことはないのだが、忙しすぎて私は、海には一度も浸からなかった。
でも、これは、日本から来た友人一同も全員忙しかったのだ。
観光地には沢山行った。
旅行の企画には問題ないのだが、20数人の友人のなかには、旅行中すれ違いで話もゆっくりできない人も多かった。
これは問題だ。
それともうひとつ思ったことは。
忙しかったから、疲れていたから、なにか出来なかったといういい訳を
する人がいる。私もついやってしまう。
これはいけない。そして、体が頑張ると今度は笑顔を忘れる。
これもいけない。
“マラガのフェリア!”
そんな中、滞在中のネルハで、マラガがフェリアだという情報を得た。
夏は至るところでフェリアだが、マラガのフェリアはアンダルシアの人達のなかでも大きくて楽しくて有名。
有名なのはセビージャのフェリア。自分が楽しむ為なら絶対マラガかグラナダをお薦め。
10数人を引き連れてフェリアへ!
もう半分以上は自分の為。好物の鳥の丸焼きを食べてからスタート。
ほんの4時間くらいのことだったけど、4時間真剣に遊ぶ、遊ぶ!
フェリア会場にはほとんどの人が車で行く。
駐車場も無料で交通整理の人々が朝までテキパキ。
普段、仕事はノロノロのスペイン人達。こういう時は急に動く、働く。
帰りは全員飲酒運転の車を導く、導く。
「バカな国だね〜〜〜」の私の一言に車の中は爆笑だった。
ほんの4時間の間だったけど、日本から来た皆の顔がスペイン人と同じ表情だったのを見逃さない。
そして、光り輝くフェリア会場が、日本の美しくて、どこか切ないあの花火のような残像で私の夏休みの記憶に残った。
さて、沢山の宿題を抱えてはいるが、気にせず、秋に突入!
涼しくなれば、何事ももう少しスムーズに運ぶだろうといい加減に神に祈る。
ケ セラ セラ! 明日は明日の風が吹く〜〜〜。
Sara Ayako Ishikawa
|