「プレステージ号の重油流出事故のニュース」 (2002年11月20日)
(新聞による発表)
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ガリシア回復センターが11月16日〜19日に提供したデータによると、現在143匹の鳥の処置が行われた。 最も影響を受けた鳥は、オオハシウミガラス(Alca
Comun)で、次はシロカツオドリ(Alcatraz)だという。 SEO/BirdLife(スペイン鳥類学協会)は、重油まみれで見つかったオオハシウミガラスとシロカツオドリの数が多いことを懸念している。 これらは、北フランスとイギリスの島々に繁殖の群れをなす二つの避寒鳥種である。 さらに、魚を捕食するので、栄養摂取における海水汚染の危険性は深刻である。 また、SEO/BirdLifeは見つかったウミカラスの種に、大変な懸念を示している。ウミカラスは、モルテ海岸(costa da Morte)のビラノ岬(Cabo Vilano)とシサルガス諸島(las Islas Sisargas)の二つの群れによる繁殖のみで、スペインでは絶滅に瀕している。またこの地域は、欧州のNatura 2000というネットワークに入っている。 明日、SEO/BirdLifeは海洋鳥に起こっている流出汚染の影響を査定するために、沖へ遠征調査へ行く予定である。
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